低線量肺がんCT検診
(肺ドック)とは
CT Screening
肺がんは、日本人のがんによる死亡数のトップを続けていますが、早期のうちに治療すれば約8割が治る時代になりました。しかし胸部X線では、10mm以下の小さな肺がんを見つけることは困難で、それ以上でも心臓、血管、骨などと重なった場合や、すりガラス状に発生する肺がんでは検出は困難です。
胸部CTは、早期肺がんを検出する方法として、現時点で最も有力な検査です。肺を5mmスライスで死角なく撮影でき、小さな病変も検出可能で、より早期に肺癌を発見することができます。CT検診による肺がん発見率は、胸部X線検診に比べて約10倍程度高く、早期比率が高く、その治療成績も良好であることが知られています。
当院採用の16列マルチスライスCTでは、低線量撮影を実現できる技術を搭載しているため、被曝線量の従来のCTより大幅に減っています。また撮像された画像は、肺がんCT検診認定医師が読影いたします。
中高年で喫煙歴のある方は勿論ですが、非喫煙者の女性の肺がんも増えています。ご予約は随時受け付けておりますので、お気軽にご連絡ください。